2018年12月4日火曜日

「お金がないよ。」と、漠然と嘆く前に。家計の内訳をしっかりと。

早いものでもう師走。

年末年始に向けて街がそわそわ、楽しそうになるのを感じられるので、僕にとっては好きな時期でもあります。


その一方で、忘年会や帰省やらと、何かと出費が多い時期でもあります。

ちょっと遊びすぎてしまった翌日には、

「お金がないよ。」と、二日酔いの頭を抱えながら嘆くことも昔はよくありました。

そんな苦い思い出を振り返ると、

その頃はただ漠然と「お金がない」って嘆いていただけだったことに気づきました。
実際に、今月は何にいくら使っているのかなども把握しないまま暮らしていました。

通帳の残高を見て、漠然と「お金ないな...。」、「今月けっこう余裕だな。」

と、そんな感じでした。




今日はそんな反省もこめて、ここ1年半ほどですが、やっと管理しはじめた家計の内訳などを整理していきたいと思います。
(...ほとんど妻のおかげです。)

■家計の内訳を具体的に

「具体的にする」っていうのが、とても重要なポイントだと思っています。

これはお金に限った話ではなく、

「悩み、不安」などでもそうではないでしょうか?

なんとなく「悩んでいる」と、一向に解決しなかったことが、

実際に悩みを①具体的に書き出し、②それに対しての解決策を書き出し、③その中から今の自分に出来ることを決め、④実行する。

僕の経験だと、だいたい②の段階くらいで、かなり気分がすっきりとして、やるべきことが明確になっていることが多いです。

それと「お金の管理」も似ていると思います。


①具体的に書き出す
まず、食費や家賃などにかかる費用におおまかでいいので書き出します。
そうすると、二人で暮らすには月で合計○○円必要ということが分かってきます。

②それに対しての解決策を書き出す
①で出た必要経費に対して高すぎるのであれば、
「じゃあ、食費はもう少し削れるかな」、「通信費に無駄はないかな」、「そもそもこの金額だと生活は厳しいからもう少し予算を増やそう」などと、具体的な改善策を考えます。

③その中から今の自分たちに出来ることを決める
②で出た解決策から、実行出来そうなものを取り入れる

④実行する
その後は、ちょっと慣れないと面倒だったり忘れがちですが、ちゃんと記録していきます。
そして、一ヶ月ごとなどに柔軟に修正していくのがいいと思います。
(あまりカツカツだと、生活自体も楽しくないので)


そんなことをしながら、ここ一年半ほど生活してみました。

それによって、「めちゃくちゃお金貯まったよ!!」などと、美味い話にはならないですが、

必要経費が明確化されることによって、

その他の分野に使えるお金(貯蓄、旅行など)もはっきりしていくので、精神的にとてもすっきりします。

そうしとくことによって、急な出費や、急にこれ欲しい、ここ行きたいなどのわがままな欲求にもある程度、柔軟に対応できるのではないでしょうか。

そして、この先ずっと「漠然とお金がないよ。」って嘆くことはなく、

どう転んでも「具体的にこれだけお金がないよ。」と嘆くことが出来るようになるのは大切なことではないでしょうか。

最後に、2018年の家計の内訳を書いておきます。

こんなこと当たり前にやっている方には参考にはなりませんが、

数年前の僕のようにただ漠然と「お金ないよ。」と、嘆いている方がいましたらどうぞ参考にしてみてください。


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二人暮らし、共働き、家は賃貸です。
(ちなみに家計の管理は、Zaimアプリを妻と同期して使用しています。)
※分かりやすように千円単位で書きます。

■生活費 160,000円 (80,000円/人)

内訳 
・食費 45,000円
・日用雑貨 5,000円
・交際費 10,000円
・水道、光熱費 13,000円
・家賃 87,000円

現状はこのような感じです。
月によっては、交際費が日用品に使われたりと、そのあたりの変更は結構あります。

なんとなく一年ほど生活してみてこのあたりに落ち着きました。
(ガソリン代や携帯料金などは個人個人で負担してます。)