2018年12月3日月曜日

映画「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」を観ました。


前から気になっていた映画、「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」をAmazon primeで観ました。

個人的にはとてもいい映画でした。


以下はあらすじの引用です。

インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続けるアイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリー。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍し、ホワイトハウスの内装を任され、ジャクリーン・ケネディを顧客に持つなど、輝かしいキャリアを誇るアイリス。そんな彼女の展覧会や老舗百貨店でのディスプレイ企画、売り切れ続出となるテレビショッピングなどに密着し、自由で楽しく生きることとサクセスを両立させたアイリスの魅力が描かれる。監督は「ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター」などを手がけたアメリカドキュメンタリー映画の巨匠で、2015年3月に他界したアルバート・メイズルス。


作品は1時間20分ほどで短めということもあり、テンポよく観れます。

お休みの日の朝7時くらいから観るのがオススメです。
その後は、パンとコーヒーで朝食をとって(目玉焼きを足してもいいかもです)、お洒落をしてどこかへ出かけたくなるような映画です。

アイリス・アプフェルのファッションを観ているだけでももちろん楽しいですが、個人的には彼女の生き方や考え方にとても魅了させられました。

「退屈な毎日の繰り返しなら、なにもしないほうがマシ。」

作品の中で、彼女がこのようなことを言っていました。


94歳ながら子供のような好奇心のかたまりの彼女からは、日々刺激を求めて生きている様を感じ取ることが出来ます。

もちろん財力を兼ね備えている彼女だから可能なこともあるのですが、
なんとなく年齢を重ねるにつれて、いわいる一般的な思考や型にはまっていきやすい自分へのいい意味での教えとなるような映画です。

子供の頃の好奇心ってどんなのだっけな?

そんなことを思い出させてくれるような彼女の生きる様。

観ているだけで元気が出ます。

一方で、作品では年齢的にはどうしても避けられない彼女の体力的な悩みなども映し出されています。

いい面だけが映像におさめられるではなく、こんな彼女でも悩みやツラいこともあるのんだなと、

当たり前ですが、そんなことも気づかさせてくれます。

それでも毎日を能動的に生活する姿に、とても励まされます。

もっと自分のやりたいように、たまにはわがままを貫いてもいいよね。

そんな気持ちになります。


寒さが深まりそうなこの週末、


ちょっと心も体も暖かくなれる映画だと思います。


よろしければどうぞ。