ちょっと背伸びをして、大人な装いをしたくなっていた時に購入したコート。
MACKINTOSH 104のバイカーズコート。
MACKINTOSH 104は、アーカイブアイテムを現代的に再解釈して発表しているラインらしい。
そのため、少し男らしい印象のアイテムが多い。
104という番号は、ロンドンに最初に出来たお店の住所が由来とのこと。
僕にとって、はじめてのゴム引きのコート。
そのため、今でもお気に入りの一着である。
もちろん、着心地が抜群というわけではない。
最新のハイテク素材などに比べて、重い。
綿素材なので、冬は生地そのものが冷えてしまい、あまり暖かくない。
少し汗ばむと、内側が蒸れる。
クリーニング屋に断られるなどなど...。
それでも、このコートを羽織ると、気分があがる。
わずかに香るゴムの匂いも好きだ。
サイドポケットに補強に使われている素材も、昔ながらのゴムらしい色。
昔は技術的な面で使える色も限られていたのであろう。
今、見ると逆に新鮮で、いいアクセントに。
バイカーズコート特有の脚回りのデザイン。
いまだにこのディテールは使ったことがない。
いつか、このコートでバイクにひさしぶりに乗りたい。(バイクが欲しくなってしまう...。)
ゴム引き特有の生地の劣化はどうしても起こってしまうが、今後も永く大切にしていきたい。
MACKINTOSHのものづくりを伝える映像。
これを観ちゃうと、やはりこのブランドが好きになってしまう。