ログ、すなわち”日々の起こったことの公式の記録”。
ブログもweb版のログである。
もちろん、手書きの日記も立派なログである。
最近はそんな”ログ”を残すことが大切なのではないかと思っている。
なぜそう思うのか。
その一つの理由として、「無意識に浴びる情報量が莫大」であることが挙げられる。
インターネットの登場、特にスマートフォンの普及により、10数年前とは比べ物にならないくらい様々な情報を得ることが出来るようになった。
移動中でも疑問になったこと、知りたいことがあれば、瞬時に調べられるようになった。
また、SNSの登場によってインスタグラムなどを覗けば、友人や企業から様々な魅力的な情報が流れてくる。
自分は一体、一日のうちにどのくらいの情報を得ているのだろう。
明らかに10数年前と比べたら、手軽にそして上質な情報を得られるようになっている。
パソコンの前に座ってでしか、自由にインターネット閲覧が出来なかった過去。
もっと遡ると、本や雑誌が主な情報源だった時代もある。
その反面、そうやって得た情報は自分の中にどのくらい蓄積されているのだろうか。
情報量が多すぎて、大切に自分の中に閉まっておかないといけない情報・知識も他の雑多な情報と等価にされて垂れ流されていないだろうか。
と、そんなことを考えるようになった。
日々を過ごしている中で、情報(インターネット世界に限らず)を得て、思うことがあったり、発見がある。
それを、何かしらの形で”ログ”として残す。
そうすることによって、自分の中で大事にしている部分や興味が強い部分を整理することが出来るのではないか。
情報を浴び続けているのは、なかなかしんどい。
一度、自分の思考の整理をかねて”ログ”を残すことがとても大事になってきているのではないか。
人間も食べてばかりでは死んでしまう。
ちゃんと排出をしないといけない。
情報に関してもそんなリズムを大切にしながら、つき合っていきたいと最近、強く思う。