ひさしぶりに靴ひもをはずして、磨く。
もう10年くらい履いているEdward GreenのBEAULIEUというモデル。
この靴のおかげで、ドレスシューズに興味をもったと言ってもいい。
良くも悪くも、泥沼へいざなってくれた。
ステッチのみのウィングチップという意匠に、一目惚れして買ってしまった。
雨の日に履くこともあり、雨染みなども目立ってきている。
人間だって、10も歳を重ねれば、シミも出来るし生え際も後退するから、靴もそうだろう。
ちなみに、自分の生え際がこの靴のステッチのような形状になってきているのが、いささか気になるとこではある。
履きごこちはとてもよく、個人的にはCrockett&Jonesなどよりも疲れない。
軽く磨いたときの鈍い光沢の感じもいい。
「ストレートチップ」と「メダリオンありウィングチップ」のちょうど間くらいの感覚。
そういう意味では、幅広いシーン、スーツに合わせやすい靴だと思う。
個人的にはとても気に入っているデザイン。
次は黒色もそろえてみたい。