近所に気に入った定食屋があると、ちょっとだけ生活が幸せになる。
休日に昼まで寝てて、お腹が空き過ぎたとき、ふらっとサンダルで行けるようなお店。
お店の方のあいさつがさりげなく、でも歓迎してくれているようなお店。
めちゃくちゃ感動するような美味しさではないけれども、食べると安心する素朴な味を提供してくれるお店。
適度な清潔感がたもたれているお店。
そんな定食屋がけっこう好きである。
そして、"キッチン南海"もそんな定食屋のひとつ。
もともとは神保町で誕生したお店らしい。
そこから暖簾分けなどがあり東京都内には何店舗かあるらしい。
黒色に近い独特なルーと千切りキャベツ、カツの揚がり具合のバランスが気に入っている。
ボリュームはあるが、ぺろっと食べられてしまう。
もう少し食べたいなという気持ちになる。
居心地がよくて、食べたら眠たくなってしまった。
今度、カレーを作るときは千切りキャベツを添えるのを真似てみよう。
近くに、"ゆぬくれ"というおいしいパン屋もあるので散歩がてら寄っていくのも楽しい。