ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)設計、オードロップゴー美術館。
まもなく四月。
大きな木の足下には小さな色とりどりの花が現れ、鳥たちの鳴き声は幾分と活発になっている。
北欧の冬から春への移り変わりは、とてもスピーディーに変化し、そしてその活動はとても美しいと何かの本で読んだことを思い出した。
楽しみな季節の到来。
今日は近場の美術館へ行ってきた。
オードロップゴー(Ordrupgaard)美術館。
ここは2005年に女性建築家ザハ・ハディッドによる増築が完成したので一度訪れてみたかった。
建物は小規模だが、彼女の独特な曲線が作り出す形は面白かった。
彼女の設計ではないが、旧館の中間にある小さな温室植物園のような空間が個人的にはすごく気に入った。美術館がもつ独特な緊張感みたいなのが一旦ここで解放されるような、そんな空間だった。
この美術館はコペンハーゲン中央駅から電車で北に20分ほど行ったところにあるOrdrup駅で下車し、そこから徒歩で15分くらいで到着。
美術館の周りも森の中を歩ける遊歩道が整備されていたので、散歩がてらまた行ってみたい。