ハルシュタット湖やゴーザウ湖を訪れて、自然に囲まれていることがすごく心地よくなってしまった。
これまで訪れた都市は国は違えど首都がメインであり、それなりに差はあるが都会であり、人が多く、がやがやしていた。
海外ということもあり、無意識のうちに気を張ってたりもしたのだろう。
すぐにまたそのようなところへ戻るのが、少し面倒に感じた。
ということで、ハルシュタット湖からウィーン側にバスで30分ほど戻ったところにあるホステルにお世話になることにした。
近くには鉄道駅もあるので、ウィーンへ戻るのも便利な立地。
Gästehaus Mörtlmühle(ゲストハウス マートルムーラ)。
家族経営のあたたかみのあるホステルだった。
裏手には川が流れていたり、周囲には美しい山があるので雰囲気もとてもいい。
近くにはスーパーマーケットやレストランもあり、とくに滞在するのも不便はない。
シャワールームなどの設備も決して新しいわけではないが、綺麗に手入れされていて清潔感がある。
また、閑散期ということもあり、4人部屋をずっと一人で使わせてくれたので、とてもゆっくりすることが出来た。
毎日、とくに何をするわけでもなく川辺で本を読みながらビールを飲んだり、ご主人と話したりと。
一度、このホステルからハルシュタット湖まで歩いてみたがだいたい3時間ほどであった。行く道中も、自然の中を通っていけるので運動がてらにはちょうどいい。
と、こんな具合に自然を満喫してみた。
ハルシュタット湖付近では、比較的アクセスしやすい場所にあるので(というのも、この近辺のホステルはウィンタースポーツ時の需要が多いため、山の上などにあることが多い。)少し長く滞在したい方や、宿泊費を安くあげたい方にはお勧めである。