その中でも、個人的に印象的な施設をまとめておく。
■ハンブルク駅現代美術館(Hamburger Bahnhof)
とても広大な建物にAndy Warholなどの作品が数多く展示されている。
敷地が広いので、作品自体もスケールが大きいものが多く、見ていてすがすがしい。
企画展でやっていたJULIAN ROSEFELDTという人の映像作品も不思議な世界観でおもしろかった。
建物も古い駅舎を利用しているということで、美術作品だけでなく建物自体も見応えがあある。
場所はベルリン中央駅から歩いてすぐのところ。
■ベルリン写真美術館(Museum für Fotografie)
ドイツ人のヘルムート・ニュートンという写真家の作品がメインに展示されている。
Vougeなどのファッション雑誌の撮影でも活躍。女性を美しく撮ることに長けた写真家なのかもしれない。
彼自身のスタイルなども無造作な感じでとても憧れる。
■Bauhaus Archive
Bauhausのデザインが一同に見られる。
音声ガイダンスも日本語が用意されているのもありがたい。
内部はそんなに大きくないが、たくさん展示されているため見応えがある。
そして、Bauhausらしい建物が素敵である。
■ベルリン・ユダヤ博物館(Juedisches Museum Berlin)
ダニエル・リベスキント設計の建物が印象的なこの施設。
ユダヤ人の生活などが年代順に展示されている。
リベスキントが作った空間を通して、ユダヤ人が体験した悲惨な歴史を訪れた人が体感できるようになっている。そして、彼の家族もまたホロコーストの被害者であったことが、この建物をより重みがあるものにしていると感じる。
ここ以外にも、"Topography of Terror"などナチ党によるホロコーストなどの歴史を学べる施設がある。
目を背けたくなるような内容だが、せっかくなら是非訪れて欲しい。
ハンブルク駅現代美術館のホームページ
http://www.smb.museum/en/museums-institutions/hamburger-bahnhof/home.html
ベルリン写真美術館のホームページ
http://www.smb.museum/en/museums-institutions/museum-fuer-fotografie/home.html
Bauhaus Archiveのホームページ
http://www.bauhaus.de/en/
ベルリン・ユダヤ博物館のホームページ
http://www.jmberlin.de/main/EN/homepage-EN.php