調べてみると、ホイリゲと呼ばれるいわゆるワイン村がいろいろなところにある。
葡萄畑の農家さんたちが自分たちの作ったワインをふるまってくれる。
今回、訪れたのはシュタマースドルフという地域。
ここは、ウィーン中心部からも路面電車で40分ほどと比較的アクセスがいい。
ただ、僕が行ったお店は路面電車を降りてから徒歩20分ほどにあるところ。
農家のかたは普段は葡萄の生産がメインなので、レストランの営業は不定期のところが多い。また、開店時間も14時からなどのところが多い印象。
今回行ったのは、"Heuriger Zur Christl"というお店と、そこから道路を挟んですぐ近くのもう一軒(名前を忘れてしまった。)。
■Heuriger Zur Christl
ここは14時からの営業だった。
入るとおいしそうな"おばんざい"的なものがショーケースに並べられていた。
そこから、好きなものを選んでおばさんによそってもらう。
テラスへ上がり、ワインを頼む。
目の前に広がる葡萄畑に癒されながら、のんびりと食事を楽しむことが出来る。
ここは料理も充実しているので、お腹をすかせて行くのがお勧めである。
■もう一軒
ここは、上記のお店が開店するの待つために偶然立ち寄った。
お店はこじんまりしていて、メニューも一種類の白ワインがメイン。
外に並べられたテラス席で、ぼーっと出来る。
ご夫婦でやっているっぽいが、二人ともゆるい感じが居心地を良くしてくれる。
少しお腹がすいていたので、サラミとピクルスを一緒に頂いた。
ただ、英語が通じないので注文はほぼジェスチャー・・・。
このお店は地元の方の利用が多く、ひっきりなしに近所の人が車で来る。
一応、飲酒を気にしてなのかワインの水割りを頼む人が多い。
そして、1,2杯飲んで雑談して帰って行く。
それを見てるのがおもしろかった。
ちなみにここはワインが1杯、1€ちょっとなのも嬉しい。
この二軒以外にも、たくさんのお店があった。
このあたりは非常にのどかで散歩をしててもすごく気持ちがいい。
ウィーンの中心部とはまた違った雰囲気を楽しめるので、お勧めである。
■参考サイト
今回、以下のサイトを参考にさせて頂いてこのホイリゲ街を訪れた。
他のホイリゲの情報もすごく分かりやすくまとめられているので、ワイン好きな方は是非。
http://www.geocities.jp/heuriger2005/region/tip.html