2016年10月24日月曜日

21_21 DESIGN SIGHTで開催中の"デザインの解剖展"へ。

六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の"デザインの解剖展"へ行ってきた。
知人のSNSで、おもしろそうな写真が投稿されていたので気になっていた。

この展覧会は、明治の代表的な商品(明治ブルガリアヨーグルト、明治おいしい牛乳など)をデザインという切り口で掘り下げている。
それが"解剖"という言葉で表されている。

導入部分にあったその"解剖"についての説明。
①身近なものを
②デザインの視点で
③外側から内側に向かって
④細かく分析することで
⑤ものを通して世界を見る
⑥プロジェクトです。 
ということらしい。
その言葉通り、普段よく目にするものたちが、これでもかと言うくらいに細かく"解剖"されていた。
"きのこの山"の字体デザインが実際に、立体で再現されてたりとか・・・。
こうやって丸太が重なり合っていることがはじめて分かったが、日常ではわざわざこんな視点で"きのこの山"を見たこともなかった。

そして、展覧会の最後のメッセージにもとても共感。
横で読んでいた外国人の方も、思わず「Great!!」って言っていた。

デザインという切り口で"解剖"することによって、見慣れたものにもまだまだ驚きや発見を見いだすことができる。
そういう目線を常に持つことが大事。
それによって、同じものを見たり体験しても感じ方や吸収出来るものがまったく変わってくる。
それが、"⑤ものを通して世界を見る"ということにも通じると思う。

普段、何気なく過ごしている日常にも、視点を変えるだけで、好奇心をもつことで今まで見えてなかったものが見えてくる。

いつもよりちょっと、帰り道が楽しくなる展覧会だった。

21_21 DESIGN SIGHTのホームページ
http://www.2121designsight.jp