2016年10月5日水曜日

浜松市の美術館に若木信吾写真展を見に行ってきた。

浜松市立美術館でやっている"若木信吾写真展"を見に行ってきた。

彼に興味をもったのは、彼の地元、浜松市にオープンさせた"BOOKS AND PRINTS"という本屋の特集を何かの雑誌で見てからだったと思う。


浜松駅から歩いて10分くらいのところにある、どちらかというと廃れたビル。
そこに本屋をオープンさせた。
一度、訪れたことがあるが雰囲気のいいお店だった。
今では、同じビルにギャラリーやBarなども入っているらしい。

"再生"などがキーワードとして重要視されてしばらく経つが、今後も、特に地方都市には大切なことだろう。
ただ、"再生"が一過性で終わらず、それが継続されていくことがもっと大事なことだと思う。

本題の展覧会の話。

やはり人物写真はおもしろい。
特に"Takuji"という若木さんの祖父を撮り続けたシリーズ。
言ってしまえば、モデルは素人のおじいさんだが、その表情やしぐさがいちいちかっこ良く見えてしまう。

Takujiさんの生き様などが、若木信吾の写真によってすごく良く惹きだされているなと。
そういうふうに、モデルをその写真家がどう撮るか、どんな表情を惹きだすかがやはり腕の魅せどころなんだと思う。

浜松市立美術館。
初めて訪れた美術館だったが、ほどよい大きさで、昔から大切にされてそうな建物がなんとも良かった。
隣接して浜松城公園があり、木々に恵まれた立地が心地いい。

内部の休憩スペースの椅子の配置。
なんか好きだった。

またのんびり浜松の街を歩いてみたい。


BOOKS AND PRINTSのホームページ
http://booksandprints.net