浜松市巡りの続き。
浜松市天竜区というところにある秋野不矩美術館へ。
建築家の藤森照信さんによる、やわらかな素材感で造られた建物が印象的。
近隣の自然とも調和しているのが素敵である。
ここの美術館がおもしろい点は、靴を脱いで館内に入るということ。
そのため、床の仕上げの感覚が直接、足に伝わってくるのが新鮮だった。
そんなこともあり、リラックスした気持ちで絵を観て回ることが出来た。
雨樋の意匠もおもしろい。
雨の日は、この雨樋から滝のように水が流れるのを眺めることが出来るとのこと。
また、機会があれば雨のときに是非、訪れてみたい。
もちろん、この地に生まれた秋野不矩さんの作品もとても良かった。
日本画をベースに、インドに住んだ時の経験が加わり、とても特徴的な彼女ならではの作品をたくさん観ることができた。
田舎にひっそりと佇む美術館。
とても素敵な空間だった。
秋野不矩美術館のホームページ
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/akinofuku/