2016年4月14日木曜日

手塚治虫著、「時計仕掛けのりんご」の感想を書いてみる。

http://amassing2.sakura.ne.jp/image/jacket/large/2015/42679.jpg
先日、ネットサーフィンをしているとホリエモンがブログにこんなことを書いていた。
「本を読んだら、感想を短くまとめて即アウトプット」と。
(こちらの記事)

ふと、これはいいなと思った。
さっそく影響され、やってみようと始めることにした。

この旅行中、Kindleに入っている本を移動中などに読み返しているのでいい機会でもある。
ちなみにホリエモンは同記事で、
何度も読み返す人は、何のために読み返しているのか、逆に聞きたいくらいです。
とも、言っているがそこは気にしないことにした。

「時計仕掛けのりんご」は短編集である。
同タイトルの短編が一番、印象深かった。
周囲の環境に情報を操作され、巧妙に騙されてしまう市民。(もちろんこの物語では毒物による影響があるのだが。)
そして、最終的に精神までも操られてしまう。

このあたりが、現代の情報過多の時代の負の面とリンクしてしまうのが怖い。
スマホを触ってぼーっと時間が過ぎる、
広告に煽られた消費行動などなど。

このマンガのように精神まで操られてしまわないか、と不安になる物語だった。