2016年4月14日木曜日

加藤和彦著「優雅の条件」から優雅を学ぶ。

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加藤和彦の「優雅の条件」という、男ならどうしても気になってしまうようなタイトル。
それにまんまと騙されて買った記憶がある。

彼の考える優雅、そういうものが様々な切り口で書かれている。
アメリカやヨーロッパの文化を好んでいた著者の気持ちいいまでの徹底的なこだわりが読んでておもしろい。

本の中で、日本の「衣食住」という言い方だと、衣類が一番大切となっていて、それが良くないみたいな項目があった。
だから、若いやつでメゾンブランドのバッグを持ってるのに、住まいはワンルームですというようなことが起こると。

この部分にはなるほどと妙に納得した。
僕も20代の頃はそうだったなと、少し耳が痛くもあった…。

まずは自分の住む場所、食べるものを整えていこうと思える本であった。